厚揚げって、煮物に入れるか、焼いてしょうゆをかけるか。
もちろん、それだけでも十分おいしいんですが……
他にも何かレシピがあれば嬉しいよね。だって、厚揚げってやすいから。
「厚揚げって、こんな食べ方もできるの?」
と思ってもらえるような、少し変わった食べ方を5つ集めました。
おつまみになったり、洋風になったり、まさかのデザートになったり。
厚揚げを買ってきたけど、いつもの食べ方にちょっと飽きた……というときに、ぜひ試してみてください。
厚揚げレシピは「普通じゃない」が基準で
単に味付けを変えただけの一品ではなく、食べ方そのものを変えることを意識しました。
「厚揚げ=和食」というイメージから、少し外してみます。
① 厚揚げのフライドポテト風・のり塩

まずは見た瞬間に「これ、厚揚げ?」となる一品。
厚揚げを細長く切って焼くと、フライドポテトのような見た目になります。
表面をカリッとさせて、仕上げに塩とのりを合わせれば、完全におつまみ系のスナックです。
材料(2人分)
- 厚揚げ……1枚
- オリーブオイル……小さじ2
- 塩……少々
- 青のり……小さじ1
- 粗びき黒こしょう……少々
作り方
- 厚揚げの表面の油をキッチンペーパーで軽く押さえる。
- 厚揚げを1cm程度の棒状に切る。
- フライパンにオリーブオイルを入れて中火で熱する。
- 厚揚げを並べ、転がしながら全面をカリッと焼く。
- 焼き上がったら、塩・青のり・粗びき黒こしょうをまぶして完成。
ポイントは、とにかく表面をカリッとさせること。
厚揚げの中はふわっとしていますが、外側をしっかり焼くことで、スナック感が出てきます。
ケチャップを添えてもいいですし、カレー粉を少し混ぜた「カレー味」にしても面白いですよ。
▼ カリカリ系料理をよく作るなら
② 厚揚げのアンチョビ&セロリ炒め

厚揚げにアンチョビ?
でも、厚揚げは油を含んでいるので、アンチョビの塩気や旨味と合わせると、意外と洋風のおつまみにまとまります。
さらにセロリを入れることで、厚揚げだけでは出しにくい香りと歯ごたえが加わります。
材料(2人分)
- 厚揚げ……1枚(約200~300g)
- アンチョビ……3~4枚
- セロリの葉……1~2本分
- にんにく……1/2片
- 赤唐辛子……少々
- オリーブオイル……大さじ1
- 塩……少々
- 黒こしょう……少々
作り方
- 厚揚げを1~2cm程度の食べやすい大きさに切る。
- セロリの葉をざく切りにする。
- にんにくを薄切りにする。
- フライパンにオリーブオイル、にんにく、赤唐辛子を入れて弱火にかける。
- 香りが出たら厚揚げを加え、中火で表面を焼く。
- アンチョビを加えて、厚揚げに絡める。
- 最後にセロリの葉を加えてサッと炒める。
- 味を見て、必要なら塩と黒こしょうで整える。
セロリの葉は火を入れすぎないのがポイント。
最後に加えて、しんなりしすぎないくらいで止めると、香りが残ります。
パンと合わせてもいいですし、ワイン系のおつまみにしても面白い一皿です。
③ 厚揚げの「づけ」卵黄のせ

厚揚げを刺身のように「づけ」にする。
そこへ卵黄を添えます。
厚揚げを焼いて食べるのではなく、味を染み込ませて、卵黄を絡めながら食べるスタイルです。
ご飯にのせれば丼のようにもできます。
材料(2人分)
- 厚揚げ……1枚
- しょうゆ……大さじ1
- 豆板醤……小さじ1/2
- ごま油……小さじ1
- 卵黄……1個
- 小ねぎ……適量
- 白ごま……少々
作り方
- 厚揚げを7~8mm程度の薄切りにする。
- しょうゆ、豆板醤、ごま油を混ぜる。
- 保存容器やポリ袋に厚揚げを入れ、合わせた調味料を加える。
- 冷蔵庫で30分以上漬ける。
- 器に盛り、卵黄をのせる。
- 小ねぎと白ごまを散らして完成。
食べるときは、卵黄を崩して厚揚げに絡めます。
豆板醤の量を増やせばピリ辛になりますし、辛いものが苦手なら少量でも十分です。
ご飯の上にのせて、卵黄を崩しながら食べると、ちょっとした「厚揚げ丼」にもできます。
④ 厚揚げの塩キャラメリゼ

厚揚げを甘い方向へ持っていきます。
厚揚げというと、しょうゆや味噌などのしょっぱい料理を想像しますよね。
そこを逆にして、砂糖をキャラメル状に絡めます。
最後にほんの少し塩を効かせることで、甘いだけではない味になります。
材料(2人分)
- 厚揚げ……1枚
- 砂糖……大さじ2
- 水……小さじ1
- 塩……ひとつまみ
- バター……5g
- 黒こしょう……お好みで少々
作り方
- 厚揚げを食べやすい大きさに切る。
- フライパンで厚揚げを焼き、表面を軽くカリッとさせる。
- 厚揚げを一度取り出す。
- 同じフライパンに砂糖と水を入れて弱火にかける。
- 砂糖が溶けて、少しずつ色づいてきたらバターを加える。
- 厚揚げを戻し入れ、全体に絡める。
- 火を止め、塩をほんの少し振る。
- 好みで黒こしょうを振って完成。
砂糖を焦がしすぎないことが最大のポイントです。
キャラメルは余熱でも色が進むので、「もう少し色をつけたい」と思ったところで火を止めるくらいがちょうどいいです。
おやつとして食べるなら黒こしょうなし。
甘じょっぱいおつまみにしたいなら、塩と黒こしょうを少し効かせるのがおすすめです。
⑤ 厚揚げのにんにくディップ

厚揚げを「ディップ」して食します。
厚揚げを焼いて食べるのではなく、つぶしてペースト状にする方法です。
クラッカー、野菜、パンなどにつけて食べられるので、ちょっとしたホームパーティーにも使えます。
材料(2~3人分)
- 厚揚げ……1枚
- にんにく……少々
- オリーブオイル……小さじ2
- マヨネーズ……大さじ1
- 塩……少々
- 黒こしょう……少々
- からし……お好みで少々
- クラッカー……適量
- きゅうり・セロリなど……適量
作り方
- 厚揚げを熱湯にくぐらせ、表面の油を軽く落とす。
- 水気をしっかり拭き取る。
- 厚揚げを細かくつぶす。
- にんにく、オリーブオイル、マヨネーズ、塩、黒こしょうを加える。
- なめらかになるまで混ぜる。
- 好みでからしを少量加える。
- クラッカーやスティック野菜を添えて完成。
厚揚げの形を残す必要はありません。
むしろ、しっかりつぶしてペーストにしたほうが、クラッカーにのせやすくなります。
にんにくを控えめにして、味噌を少し加えるアレンジもおすすめです。
厚揚げを「いつもの一品」から変えてみよう
厚揚げは、特別な食材ではありません。
だからこそ、こういう変わった使い方を試しやすい食材でもあります。
冷蔵庫に厚揚げがあったら、今日はいつものしょうゆ味ではなく、ちょっと方向を変えてみてください。
「厚揚げって、こんなこともできるんや」
と思える一品が、意外とお気に入りになるかもしれません。



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