長ねぎは白い部分と青い部分で栄養が違う|青い部分まで使い切るレシピ

レシピ

長ねぎを刻むとき、青い部分をそのまま捨てていませんか?
実はあの青い部分、栄養の面では白い部分より優れているところがあります。
長ねぎの白い部分と青い部分は、どちらも同じ葉の一部です。
土の上に出て日光に当たった部分が青くなり、土に埋まっていた部分が白く育ちます。
ビタミンCやβ-カロテン、血圧に関わるカリウムは、青い部分のほうに多く含まれているとされています。
一方、ねぎ特有の香りと辛みのもとになる硫化アリルは、白い部分に多いといわれています。
血行を良くする働きがあるとされるのも、この硫化アリルです。

水にさらすと辛みは抜けるが、栄養も一緒に流れる

刻んだねぎの辛みが気になるときは、水にさらすのが定番の下処理です。
ただ、硫化アリルは水に溶けやすい性質があるので、さらしすぎると辛みと一緒に栄養も流れ出てしまいます。
辛みを抑えたいときも、さっと洗う程度にとどめるのがおすすめです。

加熱すると甘くなるのはなぜか

生のねぎは辛みが強いのに、焼いたり煮込んだりすると甘く感じられます。
これは、辛みのもとになる成分が加熱によって分解・揮発し、刺激が和らぐことで、もともとねぎが持っている甘みを感じやすくなるためと考えられています。
じっくり火を通すほど、辛みが抜けて甘みが際立ってきます。

今回は、青い部分まで使い切る、長ねぎの活用レシピを5つ紹介します。

長ねぎの丸ごとグリル焼き

白い部分をじっくり焼いて、辛みを甘みに変える食べ方です。

材料(2人分)
長ねぎ(白い部分)…2本/オリーブオイル…大さじ1/塩…少々/しょうゆ…小さじ1

作り方
1. 長ねぎは長さを半分に切り、オリーブオイルをまぶす。
2. 魚焼きグリルかフライパンで、転がしながら全体に焼き色がつくまでじっくり焼く。
3. 塩としょうゆを少量たらして完成。

コツ
強火で一気に焼かず、弱めの火でじっくり焼くと、甘みがしっかり引き出せます。

青ねぎと豚バラの甘辛炒め

普段捨てがちな青い部分を、主役として使い切る一品です。

材料(2人分)
長ねぎの青い部分…2本分/豚バラ薄切り肉…150g/しょうゆ…大さじ1/みりん…大さじ1/砂糖…小さじ1/ごま油…大さじ1

作り方
1. 青ねぎは斜め薄切りにする。
2. フライパンにごま油を熱し、豚バラ肉を炒める。
3. 青ねぎを加えてさっと炒める。
4. しょうゆ、みりん、砂糖を加えてからめる。

コツ
青ねぎは炒めすぎるとくたっとするので、さっと火を通す程度で仕上げます。

鶏ひき肉のねぎつくね鍋

つくねのタネにねぎを刻み込んで、だしにも香りが移る一品です。

材料(2人分)
鶏ひき肉…200g/長ねぎ(白い部分)…1本/片栗粉…大さじ1/しょうが…1片/だし汁…600ml/しょうゆ…大さじ1/塩…少々

作り方
1. 長ねぎとしょうがはみじん切りにする。
2. 鶏ひき肉、長ねぎの半量、しょうが、片栗粉を混ぜ、一口大に丸める。
3. 鍋にだし汁、しょうゆ、塩を入れて沸かす。
4. つくねを入れて火を通す。
5. 残りの長ねぎを加えてひと煮立ちさせる。

コツ
ねぎをタネに混ぜ込むときは粗めのみじん切りにすると、食感が残って食べ応えが出ます。

青ねぎたっぷりのねぎ味噌

青い部分を大量消費できる、ごはんのお供にも使える万能調味料です。

材料(作りやすい分量)
長ねぎの青い部分…3本分/味噌…大さじ3/みりん…大さじ2/砂糖…大さじ1/ごま油…大さじ1

作り方
1. 青ねぎはみじん切りにする。
2. フライパンにごま油を熱し、青ねぎを炒める。
3. しんなりしたら、味噌、みりん、砂糖を加えて練り混ぜる。
4. 水分が飛んでなじむまで弱火で炒める。

コツ
冷蔵で1週間ほど日持ちするので、多めに作っておくと重宝します。

長ねぎと海老のねぎ塩炒め

白い部分の甘みと、海老の旨みを塩でシンプルにまとめた一品です。

材料(2人分)
長ねぎ(白い部分)…2本/むき海老…150g/にんにく…1片/鶏がらスープの素…小さじ1/塩こしょう…少々/ごま油…大さじ1

作り方
1. 長ねぎは斜め切り、にんにくは薄切りにする。
2. フライパンにごま油とにんにくを入れて弱火で香りを出す。
3. 海老を加えて炒める。
4. 長ねぎを加えて炒め合わせる。
5. 鶏がらスープの素と塩こしょうで味を調える。

コツ
長ねぎは少し焦げ目がつくくらいまで炒めると、香ばしさと甘みが増します。

白い部分だけでなく、青い部分まで使い切ると、1本のねぎで作れる料理の幅がぐっと広がります。
青い部分を捨てる前に、もう一品分の食材だと思い直すだけで、1本の使い道が広がります。

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