白菜は鍋に入れるだけ、という人は多いと思います。
実は白菜、95%が水分という、野菜の中でもかなり水っぽい食材です。
水分が多い分、低カロリーで、100gあたり13kcalほどしかありません。
この「水分の多さ」こそが、鍋以外にも意外と幅広い料理に化ける理由でもあります。
外側の葉と、真ん中の芯で、栄養が違う
白菜は、緑色の外側の葉と、白くて厚みのある芯の部分で、含まれている栄養の傾向が違います。
緑の葉の部分には、ビタミンCが多く含まれています。
一方、白い芯の部分には、カリウムが多く含まれているとされています。
また、葉と芯では火の通る速さも違うので、同じ厚さで切ってしまうと、芯が固いまま、葉だけくたくたになりがちです。
芯はそぎ切りにして先に加熱し、葉は後から加えると、全体が同じタイミングで仕上がります。
今回は、この白菜を使った、定番の鍋以外の5品を紹介します。
白菜のチヂミ

白菜のシャキシャキ感を活かした、おやつにもおつまみにもなる一品です。
材料(2人分)
白菜…3枚/小麦粉…大さじ5/片栗粉…大さじ2/水…100ml/卵…1個/ごま油…大さじ2/ポン酢…適量
作り方
1. 白菜は芯と葉を切り分け、どちらも細切りにする。
2. ボウルに小麦粉、片栗粉、水、卵を入れて混ぜ、白菜を加えてさっと和える。
3. フライパンにごま油を熱し、生地を薄く広げる。
4. 片面3〜4分ずつ、両面こんがり焼く。
5. 食べやすく切り、ポン酢を添える。
コツ
生地を薄く広げるほど、白菜のシャキシャキ感が残りやすくなります。
白菜と鶏団子のとろみスープ

水分の多い白菜を、とろみでまとめて食べごたえのあるスープにします。
材料(2人分)
白菜…3枚/鶏ひき肉…150g/しょうが…1片/鶏がらスープの素…小さじ2/水…500ml/塩こしょう…少々/水溶き片栗粉…大さじ2分
作り方
1. 白菜は芯をそぎ切り、葉はざく切りにする。
2. しょうがはみじん切りにし、鶏ひき肉と混ぜて丸める。
3. 鍋に水と鶏がらスープの素を入れて沸かし、白菜の芯から加えて3分煮る。
4. 鶏団子を加えて火を通し、白菜の葉を加える。
5. 塩こしょうで味を調え、水溶き片栗粉でとろみをつける。
コツ
とろみをつけることで、水分の多い白菜のスープでも満足感が出ます。
ロール白菜

キャベツの代わりに白菜を使うと、やわらかくトロけるような食感になります。
材料(2人分、4個)
白菜の葉…4枚/豚ひき肉…200g/玉ねぎ…1/4個/パン粉…大さじ3/牛乳…大さじ2/コンソメ…1個/水…400ml
作り方
1. 白菜は芯の厚い部分を薄くそぎ、耐熱皿に乗せてレンジで2分ほど加熱してしんなりさせる。
2. 玉ねぎはみじん切りにし、豚ひき肉、パン粉、牛乳と混ぜてタネを作る。
3. 白菜の葉でタネを包み、巻き終わりを下にして鍋に並べる。
4. 水とコンソメを加え、落とし蓋をして20分ほど煮る。
コツ
白菜はキャベツより破れやすいので、芯の厚い部分だけ先に薄くそいでおくと巻きやすくなります。
白菜のゆず胡椒即席漬け

すぐできる箸休めです。ビタミンCが多い葉の部分を生かすなら、この食べ方が一番効率的です。
材料(2人分)
白菜(葉の部分)…3枚/塩…小さじ1/ゆず胡椒…小さじ1/ごま油…小さじ1
作り方
1. 白菜はざく切りにする。
2. ポリ袋に白菜と塩を入れてもみ、10分ほどおいて水気を絞る。
3. ゆず胡椒とごま油を加えて和える。
コツ
ビタミンCは水に溶け出しやすいので、生のまま短時間で仕上げるこの食べ方なら、栄養をあまり逃がさずに食べられます。
白菜とツナの味噌クリーム煮

和風の味噌と洋風のクリームを合わせた、ご飯にもパンにも合う一品です。
材料(2人分)
白菜…4枚/ツナ缶…1缶/牛乳…200ml/味噌…大さじ1/バター…10g/小麦粉…大さじ1
作り方
1. 白菜は芯をそぎ切り、葉はざく切りにする。
2. フライパンにバターを熱し、白菜の芯を炒め、小麦粉を振り入れて粉っぽさがなくなるまで炒める。
3. 牛乳を少しずつ加え、とろみがついたら白菜の葉とツナ缶を汁ごと加える。
4. 味噌を溶き入れ、白菜がしんなりするまで煮る。
コツ
味噌は煮立たせすぎると風味が飛ぶので、火を少し弱めてから溶き入れます。
鍋にしか使っていなかった白菜も、部位を意識するだけで使い道が広がります。
外側と真ん中、どちらを先に使うか。次に切るときは少し意識してみると、使い切り方が変わります。



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