水道水をそのまま飲むのはちょっと抵抗があるけど、ペットボトルの水を買い続けるのも地味に大変。
重いし、ゴミも増えるし、切らすと慌てて買いに走ることになる。
「煮沸すればいい」が、実は完璧な解決策ではなかった
「わざわざ浄水器を買わなくても、水を沸かせばいいのでは」と思っていました。
たしかに塩素は揮発性なので、沸騰させれば臭いはかなり軽減されます。
ただし、これには意外な落とし穴がありました。
水道水にごく微量含まれるトリハロメタンという物質は、水温が上がる過程で一時的に増加し、沸騰後も10分以上加熱を続けないとちゃんと除去できません。
しかも鉛や銅などの重金属は、どれだけ沸かしても水に溶けたまま残り、煮沸では一切除去できないんです。
さらに沸かした後は冷めるまで待つ必要があり、コンロの前で10分以上つきっきりになるのも現実的ではありません。
ブリタの交換用カートリッジマクストラプロ ピュアパフォーマンスを選んだのは、この「煮沸だけでは片手落ち」という事実を知ったのがきっかけでした。
活性炭とイオン交換樹脂、カートリッジの中で何が起きているか
浄水器の仕組みなんて、正直気にしたことがありませんでした。
「なんとなく水がきれいになる箱」くらいの理解だったんです。
調べてみると、カートリッジの中身は大きく2つの働きに分かれています。
ヤシ殻由来の活性炭が、塩素など味を損なう物質を吸着して取り除き、強力なイオン交換樹脂が水の硬度を下げつつ、鉛や銅といった煮沸では取り除けない金属成分を除去します。
さらに超微細なメッシュが水道管から出る粗い粒子やマイクロプラスチックをキャッチする、という多段階の仕組みでした。
塩素・鉛など15項目に加えてPFOS/PFOAも低減するとされていて、煮沸ではカバーできない範囲まで一度に処理できるのが、浄水器を選ぶ決め手になりました。
注いだ瞬間、あのカルキ臭がしないことに気づいた
水道水って、地域によってはあの独特のカルキ臭がありますよね。
ろ過した水をコップに注いで、何気なく口に運んだ瞬間、あのニオイがすっと消えていることに気づきました。
これは活性炭が塩素を吸着してくれている効果そのものです。
煮沸と違って、冷たいままその場ですぐ飲めるのも地味にありがたいポイントでした。
電源も工事もいらない。子供でも扱える手軽さ
据え置き型の浄水器のように工事も電源も必要なく、ポットに水道水を注ぐだけで使えます。
この手軽さが、実は一番の魅力かもしれません。
子供でも扱えるシンプルな構造なので、家族みんなで気軽に使えています。
150Lという上限は、吸着材の限界量だった
カートリッジ1個で150Lのろ過が可能です。
1日2Lくらいの使用量なら2カ月ほど交換不要で使えるので、ペットボトルの水を買い続けるよりコスパは良いと感じました。
この150Lという数字、単なる目安ではなく、活性炭やイオン交換樹脂が吸着できる不純物の量に物理的な限界があるために設定されているものです。
使い終わったカートリッジは、天然のヤシ殻由来の活性炭でできているので、冷蔵庫の脱臭剤として再利用できるのも地味に嬉しいポイントでした。
交換の手間と、冷蔵庫のスペース問題
1日5L以上たくさん使う家庭だと、4週間に1度の交換が推奨されていて、思ったより交換サイクルが早く感じるかもしれません。
交換を忘れると、吸着材が飽和して、水の味が落ちてきます。
ポット自体が冷蔵庫にそれなりのスペースを取ります。
ドアポケットに入らないサイズの冷蔵庫だと、置き場所を先に確認しておいた方がよさそうです。
電源も工事もいらず、注ぐだけで水道水の気になるニオイが減る。
こんなに手軽だとは思っていなかったので、もっと早く試せばよかったです。



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