節電タップ・スマートプラグを比較|待機電力を減らすならどれを選ぶ?

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電気代を見直すとき、よく耳にするのが「使わない家電はコンセントを抜きましょう」というアドバイスです。

正しいのは分かっていても、家電の裏に手を回したり、充電器を毎回抜き差ししたりするのは、正直けっこう面倒です。

結局「面倒だから今日はいいか」で終わってしまう人も多いはずです。

それなら、抜き差しの手間そのものを減らせる道具を使ったほうが、続けやすくなります。

今回比較するのは、個別スイッチ付きの節電タップ2種類と、スマホで操作できるスマートプラグです。

買う前に、家の中を軽く確認しておく

この3つは仕組みがそれぞれ違うので、選ぶ前に自分の状況を確認しておくと迷いません。

  • まとめてスイッチを切りたい家電が何個口分あるか
  • 自宅にWi-Fi環境があるか(スマートプラグは必須)
  • スマホにアプリを入れて初期設定する手間が苦にならないか
  • 「オンオフできればいい」のか、「実際どれだけ電気を使っているか数字で見たい」のか

特に最後の2つで、選ぶ商品がはっきり分かれます。

3つを数字で並べるとこうなる

商品価格目安口数オンオフの方法消費電力の表示Wi-Fi初期設定
エレコム T-K5B-2625WH¥4,9946個口コンセントごとの物理スイッチなし不要差すだけ
サンワダイレクト 700-TAP071¥4,2806個口コンセントごとの物理スイッチタップ全体の消費電力をW数でリアルタイム表示不要差すだけ
SwitchBot プラグミニ(2個入り)¥3,400(1個あたり約¥1,700)1個で1コンセント分、2個セットスマホアプリ/音声操作接続した機器の消費電力をアプリで確認可能必要アプリインストール+Wi-Fi接続設定

エレコムとサンワダイレクトは、どちらも6個口で物理スイッチという点は同じです。

違うのは、サンワダイレクトには消費電力をその場で数字表示する機能があること。

その分、価格はエレコムの実勢価格より高めになりやすいです。

SwitchBotだけは仕組みがまったく別で、1個で1コンセント分。

6個口の2つと比べると割高に感じますが、スマホから外出先でもオンオフできる点は他の2つにはありません。

とにかく安く、今日から始めたいなら

エレコム T-K5B-2625WHです。

6個口すべてに個別スイッチが付いていて、スイッチを切っても光らない無点灯タイプ。

夜、寝室に置いても常夜灯代わりに光って気になることがありません。

スイッチが斜めに配置されているので、大きめのACアダプターを挿しても隣のスイッチを塞ぎにくい作りになっています。

Wi-Fiもアプリも不要で、差してスイッチを切るだけ。

まず1つ試してみる、という人にはこれで十分です。

「今どれだけ電気を使っているか」を知りたいなら

サンワダイレクト 700-TAP071です。

タップに機器を接続するだけで、消費電力がその場で数字(W)で表示されます。

「このタップに挿してる家電、全部でどれくらい電気を使ってるんだろう」がひと目で分かるのは、この商品だけです。

ただし正直に言うと、表示されるのはタップ全体の合計消費電力です。

6個口のうちどの機器がどれだけ使っているか、という内訳までは分かりません。

「1つ1つの家電の消費電力を知りたい」場合には向かないので、そこは期待しすぎないでください。

外出先からの消し忘れも防ぎたいなら

SwitchBot プラグミニです。

コンセントに直接挿すだけで、あとはスマホアプリからオンオフ、タイマー設定、音声操作(Alexa・Google Home・Siriなど)まで対応します。

「出先で、暖房つけっぱなしだったかも」というときに、外からオフにできるのはこのタイプだけです。

気をつけたいのは、プラグ自体も常に電気を使っているという点です。

ON時の消費電力はおよそ0.9〜1.0W程度とされていて、24時間挿しっぱなしにした場合の電気代は1台あたり月13〜25円ほどになります。

つまり、家中の家電すべてにこれを付けてしまうと、プラグ自体の消費でかえって節約効果が薄まることもあります。

本当にオンオフを頻繁に切り替えたい家電にだけ絞って使うのがコツです。

家電の数と使い方で、選ぶ基準は変わる

  • とにかく安く、シンプルにオンオフだけしたい人 → エレコム T-K5B-2625WH
  • 自分の電気の使い方を数字で見直したい人 → サンワダイレクト 700-TAP071
  • 外出が多く、消し忘れが気になる人・家族とアプリを共有したい人 → SwitchBot プラグミニ

全部の家電にどれか1つを使う必要はありません。

普段づかいのテレビ周りは6個口タップ、リビングの暖房や加湿器だけSwitchBot、というように組み合わせて使っている人も多いです。

差し込む前に確認しておきたいこと

タコ足配線にする場合は、そのタップに挿す家電の消費電力の合計に注意してください。

一般的な家庭のコンセントは15A(1500W程度)が上限のことが多く、電子レンジやドライヤーなど消費電力が大きい家電を同じタップに集中させると、ブレーカーが落ちる原因になります。

サンワダイレクト700-TAP071は奥行きが約5cmとやや厚みがあるので、コンセントの向きや家具の隙間に収まるかも先に確認しておくと安心です。

使い始めてから、地味に迷うところ

SwitchBotのようなWi-Fi接続タイプは、設定中に繋がらないことがあります。

多くのスマート家電は2.4GHz帯のWi-Fiにしか対応していないため、ルーターが5GHz帯だけで接続している場合は、2.4GHz帯の設定を確認してみてください。

また、個別スイッチ付きタップは差し込み口ごとにスイッチの場所が分かりにくくなりがちです。

使う家電を決めたら、どの口に何を挿したか、タップ側に軽くメモしておくと迷いません。

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