お風呂上がりについ綿棒を使う人は、きっと多いと思います。
実はそのタイミング、一番避けたいタイミングかもしれません。

えっーーーー!一番やっています
耳には、垢を自然に外へ運ぶ仕組みがある
耳の穴の皮膚は、少しずつ入り口の方向へ移動しながら、新しい皮膚に入れ替わっています。
この動きに乗って、古くなった耳垢も、自然と外へ運ばれていきます。

そうなんですか!?
食事や会話であごを動かすことも、この排出を後押ししてくれています。
つまり耳は、基本的には掃除をしなくても、自分で汚れを外に出す仕組みを持っているということです。

けど、鬼の様な耳垢掃除を何かの動画で見ましたけど・・・。
綿棒は、奥に押し込んでいるだけのことが多い
耳の穴は直径1cm弱ほどしかなく、奥の皮膚の厚さは0.2mmほどしかありません。
綿棒を奥まで入れると、せっかく外へ向かっていた耳垢を、逆に奥へ押し戻してしまうことがあります。
これが積み重なると、奥で耳垢が固まって、耳が詰まったように感じる状態につながることもあります。
薄い皮膚を傷つけてしまい、炎症を起こすリスクもあります。
お風呂上がりが危ないのは、耳垢がやわらかいから
入浴後は耳垢がふやけてやわらかくなっているので、ついでに掃除したくなる気持ちは分かります。
ただ、やわらかい分だけ、綿棒で押すと奥まで入り込みやすい状態でもあります。
「やわらかいから取りやすそう」と感じるタイミングが、実は一番押し込みやすいタイミングでもある、というわけです。
やるなら、入り口から1cmまで、月1〜2回
どうしても気になる場合は、耳の入り口から1cmほど、毛が生えている範囲にとどめておきます。
頻度の目安は、1〜2ヶ月に1回程度といわれています。
年齢を重ねると、この自浄作用自体が弱くなり、耳垢がたまりやすくなることもあります。
耳垢が湿っている人や、詰まった感じが続く人は、無理に自分で取ろうとせず、耳鼻科で見てもらうのが確実です。
今日のお風呂上がり、いつもの癖で綿棒に手を伸ばしていませんでしたか。



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