暖房をつけているのに、玄関に近い廊下だけやたら寒い!
床に手をかざすと、玄関ドアの下からスーッと冷たい空気が流れ込んでいるのが分かることがあります。
実はこれ、ドア自体が壊れているわけではなく、ドアと床のわずかな隙間が原因であることがほとんどなんです。
今回は、この隙間風がなぜ起きるのかと、実際に埋める方法を整理しました。
数ミリの隙間が、体感温度を大きく下げる
玄関ドアは、開閉のために床との間にどうしてもわずかな隙間が設けられています。
数ミリ程度の隙間でも、外の冷たい空気は気圧差によって室内側に流れ込んできます。
特に、冷たい空気は暖かい空気より重いため、床に沿って這うように室内に広がりやすい性質があります。
これが、玄関から離れた場所でも「足元だけ冷える」と感じる原因です。
暖房の設定温度を上げてこの寒さをごまかそうとすると、当然その分の電気代や灯油代が余計にかかることになります。
対策は「貼る」「挟む」「仕切る」の3方向
玄関ドアの隙間風対策は、大きく3つのアプローチに分かれます。
- すきまテープ|ドア下に直接貼り付けて隙間そのものを塞ぐ
- ドラフトストッパー|挟むだけで設置でき、賃貸でも取り外しやすい
- 玄関のれん・断熱カーテン|ドア全体を仕切って、玄関と居住スペースの空気を分ける
賃貸でも試しやすい、ニトムズ ドア下部シールテープ
ニトムズの「ドア下部シールテープ」は、厚さ1mm・幅4cmの樹脂テープをドアの下部に貼り付けるタイプです。
柔軟性がありながらコシもあるので、貼るだけで隙間にしっかりフィットして塞いでくれます。
フィルム入りの基材で、きれいに剥がせる作りになっているため、原状回復が必要な賃貸でも扱いやすいのが利点です。
ただし、ドアの下端の形状によっては密着しにくい場合もあるので、貼る前にドアの隙間の形をよく確認しておくと失敗しにくいです。
サイズ調整の自由度が高い、発泡ポリエチレン製ドラフトストッパー
ドラフトストッパーは、ドアの下に挟み込むだけで設置できるタイプです。
発泡ポリエチレン製で、ハサミで簡単にカットしてサイズを調整できるので、規格外のドア幅にも対応しやすいのが特徴です。
粘着テープを使わないため、貼ってはがす際の跡が心配な人にも向いています。
一方で、置いているだけの状態に近いので、ドアの開閉のたびにずれることがあり、こまめに位置を直す手間がかかる場合があります。
玄関全体の冷気を遮りたいなら、玄関のれん・断熱カーテン
ドア下の隙間だけでなく、玄関スペース全体から伝わる冷気が気になる場合は、玄関のれんや断熱カーテンで空間ごと仕切る方法もあります。
ドアを開けた瞬間の冷気の侵入も含めて抑えられるので、他の2つより効果を実感しやすい人もいます。
ただし、玄関を通るたびにカーテンをくぐる動作が必要になるので、来客が多い家では少し気になる場合もあります。
すきまテープやドラフトストッパーと組み合わせて使う人も多く、必ずしもどれか一つに絞る必要はありません。
取り付け前に、隙間の形を確認しておく
すきまテープにせよドラフトストッパーにせよ、効果を左右するのはドアと床の隙間の形状です。
ドアの下端が斜めになっていたり、床材に凹凸があったりすると、密着しにくく隙間が残ってしまうことがあります。
購入前に、ドアの下を実際に覗き込んで、隙間の高さや形を確認しておくと、取り付けてから「思ったより効果がない」となりにくいです。
数百円から試せる対策なので、まずは一番手軽なものから試してみて、効果が物足りなければ他のタイプを足していく、というくらいの気楽さで始めて大丈夫だと思います。



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