玉ねぎのみじん切り、目が痛くなるし地味に時間もかかりますよね。
料理する上で一番面倒な作業かもしれません。
フードプロセッサーがあるのに、手動チョッパーが必要な理由
「フードプロセッサーがあれば十分では」と、正直買う前は思っていました。
でも調べてみると、電動フードプロセッサーは高出力モーターで一気に刃を回すため、玉ねぎ1個のような少量を処理すると、あっという間に過剰粉砕してしまいがちです。
食材が細かく砕かれるほど表面積が増え、細胞が壊れて水分が流出しやすくなるため、粗く刻みたいだけなのにペースト状になって水っぽくなる、という失敗もよくあるそうです。
手動のぶんぶんチョッパーは、ひもを引く回数を自分でコントロールできるので、粗みじんで止めるという加減がしやすいんです。
それに、本体・刃・容器と分解して洗う手間がかかるフードプロセッサーに対して、こちらは丸洗いできるパーツも少なく片付けが早い。
少量をサッと刻みたい日常使いには、あえて手動の方が理にかなっている場面があると気づきました。
涙の正体は、玉ねぎの傷口から生まれる化学物質だった
ぶんぶんチョッパーという手動みじん切り器を使う前、玉ねぎで涙が出る仕組みを詳しく知りませんでした。
調べてみると、涙の原因は硫化アリルではなく、syn-プロパンチアール-S-オキシド(PTSO)という揮発性物質でした。
玉ねぎの細胞が包丁で傷つけられると、酵素の働きで一瞬のうちにこのPTSOが合成されます。
気化したPTSOが目の表面の涙に触れると硫酸のような成分ができて、角膜の神経を刺激し、涙の分泌を引き起こすという仕組みです。
密閉された容器の中で刃が回転するチョッパーなら、切断で発生したPTSOガスが容器の中にとどまり、顔の高さまで届く量が大幅に減るからこそ涙を防げるんだと腑に落ちました。
8秒でみじん切りが終わって、時間の感覚がおかしくなった
包丁で玉ねぎ1個をみじん切りにするのに5分以上かけていました。
上部のひもを引っ張ると、中の刃が回転して食材を刻んでくれます。
玉ねぎ1個が8秒程度でみじん切りになるのは、正直ちょっと感動しました。
回数を調整すれば、粗みじんから細みじんまで好みの粗さに仕上げられます。
玉ねぎを切っても、もう涙が出ない
包丁で玉ねぎを切ると、あの独特の刺激で涙が止まらなくなりますよね。
これが地味にストレスだったんですが、チョッパーの中で完結するので、涙で作業が止まることがなくなりました。
片付けも、包丁とまな板を洗う手間がなくなるぶん、全体的に時短になっています。
大きい食材への対応と衛生面は、正直なところ
刃が容器の中央に固定されているため、大きめの食材を入れると刃の周囲に隙間ができて、うまく切れないことがあります。
あらかじめある程度小さくカットしてから入れる必要があるので、そこはひと手間です。
蓋の中は空洞になっていて穴が開いているので、洗うとそこから水が入り込み、完全に乾かしきるのが難しいという声もあります。
刃先はかなり鋭利なので、洗うときは指を切らないよう気をつけた方がいいです。
みじん切り器選びで見るべきポイント
- 手動か電動か、使う頻度と1回あたりの量に合っているか
- 一度に刻める容量
- パーツの洗いやすさ、食洗機対応かどうか
- 収納のしやすさ
玉ねぎのみじん切りが憂鬱じゃなくなったのは、地味に大きな変化でした。
毎日の料理で使う道具だからこそ、この手軽さは効いてきます。



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