バジルを育てていると、少しずつ葉を収穫できるのがもう一つの楽しみですよね。
最初のうちは、パスタにのせたりピザに使ったりするだけでも十分。
ところが、元気に育ってくると今度は別の問題が出てきます。
「せっかく収穫したバジル、これどうやって使い切ろう?」
バジルは一度にたくさん使う料理ばかりではないので、家庭菜園で育てていると意外と余りやすいんですよね。
そこで今回は、栽培して収穫したバジルを普段の料理に取り入れる方法をまとめましたよ。
特別な料理を作らなくても大丈夫。いつもの料理に少し加えるだけでも、バジルの香りが入るとかなり印象が変わります。
収穫したバジルはまずどうする?
収穫したバジルは、傷んだ葉や黄色くなった葉を取り除き、汚れが気になる場合はやさしく洗います。
その後はキッチンペーパーなどで水分をしっかり取っておきます。
バジルは香りが魅力のハーブなので、料理に使う直前にちぎったり刻んだりするのもおすすめです。
包丁で細かく刻むと香りが広がりやすく、手でちぎれば大きめの葉をそのまま料理に添えられます。
収穫したバジルの簡単な活用方法
トマトとバジルのサラダ

まず試しやすいのが、トマトとバジルの組み合わせです。定番ですよね。
トマトを食べやすい大きさに切り、バジルをちぎって加えます。
オリーブオイル、塩、こしょうを合わせるだけでも十分おいしく食べられます。
モッツァレラチーズを加えれば、いわゆるカプレーゼ風にもできます。
火を使わないので、収穫したバジルをすぐ使いたいときにも便利です。
バジルチーズトースト

朝食や軽食なら、食パンにチーズとバジルをのせて焼く方法も簡単です。
食パンにチーズをのせ、焼き上がったところにバジルを加えます。
バジルは加熱しすぎるより、最後にのせるくらいのほうが香りを楽しみやすいです。
トマトを一緒にのせてもよく合います。
バジル香る鶏肉ソテー

バジルは鶏肉との相性もいいので、いつもの鶏肉料理にも使えます。
鶏もも肉や鶏むね肉を塩、こしょうで焼き、仕上げに刻んだバジルを加えます。
にんにくとオリーブオイルを使えば、香りのある洋風の一皿になります。
普段の鶏肉料理にバジルを加えるだけなので、レシピを大きく変えなくても使えるのがいいところです。
たくさん収穫できたらバジルソースに
バジルが一気に育って、使い切れないほど収穫できたときは、バジルソースにする方法があります。
簡単バジルソース

材料
- バジルの葉……30g
- オリーブオイル……80ml
- にんにく……1片
- 粉チーズ……大さじ2
- 塩……少々
- お好みで松の実やナッツ……適量
作り方
- バジルの葉を洗い、水分をしっかり拭き取ります。
- バジル、にんにく、オリーブオイル、粉チーズ、塩をミキサーやフードプロセッサーで攪拌します。
- なめらかになったら味を確認して完成です。
パスタに和えるのはもちろん、パンやじゃがいも、鶏肉などにも使えます。
一度にたくさんのバジルを使えるので、家庭菜園で「採れすぎた!」というときには特に便利です。
ナッツを使う場合は、好みのものに変えても構いません。
バジルは冷凍保存もできる
すぐに料理で使い切れないバジルは、冷凍しておく方法もあります。
葉を洗ったら水分をしっかり取り、使いやすい量に分けて冷凍します。
冷凍すると生の葉とは食感が変わるので、サラダなどにそのまま使うより、パスタやスープ、炒め物など加熱する料理に向いています。
「収穫したけど今日全部は使えない」というときに、無理して食べ切らなくてもいいのが冷凍保存の便利なところです。
バジルにはどんな栄養がある?
バジルは料理の香り付けとして使うことが多いですが、食品としての栄養成分も含まれています。
文部科学省の食品成分データベースでは、生のバジルの葉100gあたり、エネルギー21kcal、たんぱく質2.0g、脂質0.6gなどが掲載されています。
もちろん、料理で使うバジルは一度に数十gも食べるものではありません。
なので「バジルを食べれば栄養がたくさん摂れる」と考えるより、普段の料理に香りや風味を加えながら、バジルに含まれる成分も一緒に摂るくらいに考えるのが自然です。
バジルの「効果・効能」はどこまで分かっている?
バジルにはポリフェノールやフラボノイドなど、さまざまな成分が含まれており、抗酸化作用や抗炎症作用などについて研究されています。バジルの成分や抽出物について、こうした作用を調べた研究レビューもあります。
ただし、ここは少し注意が必要です。
研究の中には、バジルそのものを普通に食べた場合ではなく、抽出物や特定の成分を使った実験も含まれています。
そのため、「バジルを食べれば病気を予防できる」「○○に効く」といった形で断定することはできません。
家庭菜園で収穫したバジルについては、薬のようなものとして考えるより、料理をおいしくしてくれるハーブとして楽しむのが一番です。



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