防犯カメラの選び方|屋内用・屋外用の違いと自動車盗難・空き巣対策

商品レビュー

車上荒らしや自動車盗難のニュース、最近また増えてる気がしませんか。

警察庁の統計でも、自動車盗難の認知件数は一時期減っていたのに、ここ数年でまた増加傾向に転じているそうです。

ランドクルーザーのような特定車種が狙われやすいという話も見かけて、自宅の駐車場、このままで大丈夫かなと不安になりました。

そこで見守りカメラを検討し始めたんですが、屋内用と屋外用でそもそも仕組みが違うと知らずに選ぼうとしていました。

有線と電池式、動体検知の仕組みがそもそも違う

屋内用のカメラは基本的にコンセントから常時給電されていて、カメラのセンサーが常に動きっぱなしの状態です。

一方、屋外用の電池式カメラは、PIRセンサー(赤外線で人や物の動きを検知するセンサー)が反応したときだけカメラ本体を起動する仕組みになっています。

常時起動していないぶん電池が長持ちするんですが、その裏返しとして、検知から通知までにわずかなタイムラグが生まれやすく、電源式に比べると反応が一歩遅れることがあります。

つまり「屋外用は電池が持つから便利」という話だけでなく、その電池の持ちの良さは、検知の即応性を少し犠牲にして成り立っているというトレードオフだったんです。

ここを知らずに選ぶと、後から「思ったより反応が遅い」と感じる原因になりかねません。

一軒家なら、どこに何を置けばいいか

仕組みが分かったところで、実際にどこへ何を置けばいいのか、一軒家の設置例で考えてみます。

一軒家の防犯カメラ設置例。玄関、2階ベランダ、駐車場・カーポート、庭・勝手口、リビングなどの設置ポイントを示した図

玄関は、軒下(屋根の下)になっている家がほとんどなので、直接雨に打たれにくく、屋外用カメラの設置場所としてはかなり相性がいい場所です。

来訪者の顔もはっきり映る距離感なので、宅配便の確認から不審者対策まで、一番最初に置くべき場所と言えます。

2階のベランダ・窓側は、直射日光や雨風を受けやすいので防水性能が必須な一方で、実は家庭用Wi-Fiルーターから距離があるケースが多く、電波が弱くなりやすい場所でもあります。

設置してみて映像が固まる、通知が遅れる、と感じたら、カメラの性能ではなくWi-Fiの届きにくさが原因になっていることがあるので、中継機の導入も選択肢に入れておくといいかもしれません。

駐車場・カーポートは、今回の記事の出発点でもある車上荒らし・自動車盗難対策として、一番優先度が高い設置場所です。

屋根のあるカーポートならIP65の防水性能で十分ですが、屋根のない完全な青空駐車場だと、直射日光や雨に長期間さらされ続けることになるので、劣化のペースが屋根付きの場所より早くなる可能性は頭に入れておいた方がよさそうです。

庭・勝手口は、家の中でも一番の死角になりやすい場所ですが、同時にWi-Fiが届きにくく、かつ木や植物の揺れで誤検知が起きやすい場所でもあります。

PIRセンサーが風で揺れる葉っぱにまで反応してしまうと、通知が増えすぎてバッテリーの減りも早くなるので、設置後に検知感度を少し下げて調整するのがおすすめです。

リビングや玄関の室内側は、Wi-Fiも電源も安定して確保しやすい場所なので、屋外用の電池式カメラをあえて使う必要はありません。

常時給電の屋内用カメラなら、電池切れを気にせず、パンチルト機能で部屋全体を見渡せる分、家族の見守りや来客対応にはこちらの方が性能的に向いています。

逆に、屋内用カメラをそのまま屋外に置くのは防水性能がないため故障の原因になるので、これは避けてください。

屋内用なら、TP-Link Tapo C210

室内用の定番が、TP-Link Tapo C210です。

パンチルト機能(カメラの向きを上下左右に動かせる機能)が付いていて、スマホから遠隔でカメラの向きを変えられます。

部屋の隅々までカバーしたいときに、固定カメラだと死角ができがちですが、これなら「今日はキッチン側を見たい」みたいな使い方が後から調整できます。

夜間の動体検知は7m先まで対応していて、暗闇でも赤外線のナイトビジョンでかなりクリアに映るという評価が多く見られました。

動きを検知する直前の映像から記録が始まる仕様なので、「何が起きたのか」を後から確認しやすいのも実用的なポイントです。

価格のわりに性能が高いという口コミが多く、ペットや子どもの見守り用途に選ばれやすいのも納得できます。

正直なデメリットとしては、夜間の動体検知がやや敏感すぎて、誤検知の通知が増えるという声がありました。

あと、録画にはmicroSDカードか有料のクラウドサービスへの加入が別途必要で、本体価格だけでは録画機能は完結しません。

駐車場や玄関先には、TP-Link Tapo C420S2

駐車場や玄関先など、車上荒らし・空き巣対策として設置するなら、TP-Link Tapo C420S2です。

防犯カメラの効果は「映像が残ること」だけではなく、カメラが見えているだけで不審者が近づきにくくなるという心理的な抑止力にもあるとされています。

実際、防犯カメラや照明が設置された駐車場は、窃盗犯にとって「見られている」「見つかりやすい」と感じさせる場所になり、敬遠される傾向があるそうです。

IP65という防水・防塵の規格に対応していて、雨風にさらされる屋外設置でも問題なく使えます。

バッテリーを内蔵していて、コンセントなしでWi-Fiにつなぐだけで使えるコードレス設計なのも大きな特徴です。

玄関先に設置したいけど配線工事は避けたい、という人にはちょうどいい選択肢でした。

バッテリー容量は6,700mAhで、公称では最長180日間使えるとされています。

実際の口コミでも、2週間使って電池残量が1%しか減らなかったという報告があり、使用環境によっては半年近く持つ実感があるようです。

映像は2K QHDというフルHDの約1.7倍の解像度で、夜間でもナイトビジョンで見守れます。

正直なデメリットは、電池式ゆえにPIRセンサーがうまく反応しないと、そもそも起動せず録画も通知もされないことがある点です。

電源式のカメラに比べると通知が遅れる傾向があるという声も見かけました。

起動感度と検知感度を調整することで、バッテリー持続時間と検知性能のバランスは自分好みに変えられるので、設置後に一度見直してみるとよさそうです。

屋内用と屋外用、どちらを選べばいいか

タイプ商品電源方式特徴
屋内用TP-Link Tapo C210常時給電(コンセント)パンチルトで死角をカバー、反応が速い
屋外用TP-Link Tapo C420S2内蔵バッテリー(最長180日)IP65防水、工事不要でコードレス設置

価格や仕様は変更されることがあるので、購入前に最新情報を確認してください。

見守りカメラ選びで見るべきポイント

  • 設置場所が屋内か屋外か(防水性能の有無)
  • 電源方式(常時給電か電池式か)と、検知の即応性
  • 録画方法(microSDかクラウドか、月額費用が発生するか)
  • 夜間撮影の性能とナイトビジョンの見え方

正直、防犯カメラってもっと大げさな工事が必要なものだと思い込んでいました。

実際はWi-Fiにつなぐだけで、スマホからいつでも駐車場と家の中を確認できるようになって、外出中の「あれ、車大丈夫かな」みたいな不安がだいぶ減りました。

自動車盗難や車上荒らしが増えているというニュースを見て不安になった人ほど、まずは駐車場に1台、というところから始めてみるのがよさそうです。

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