ドラッグストアのシャンプー売り場、種類が多すぎて結局いつも同じものを買ってませんか。
なんとなく続けてたんですが、髪のダメージが気になり始めて、ちゃんと選んでみることにしました。
美容院のトリートメントほど効果が出ない理由、そしてシャンプーの役割
「市販シャンプーでも美容院と同じくらい髪が良くなるのでは」と淡い期待を持っていましたが、調べてみるとそれは無理があると分かりました。
美容院のトリートメントは分子量の小さい補修成分を使い、さらにスチーマーで熱と蒸気を加えることで髪のキューティクルを開き、内部の微細な穴(ダメージホール)まで成分を届けています。
家庭でこの「加温してキューティクルを開く」工程を再現するのは、専用機器がない以上そもそも難しいんです。
つまり市販シャンプーの役割は、美容院の効果を再現することではなく、日々の洗浄でせっかく整えたキューティクルを傷めずに保つことにある、と理解を改めました。
この視点を持つと、洗浄力の強さより、髪への優しさで選ぶ理由がはっきりします。
硫酸系とアミノ酸系、洗浄成分の違いが仕上がりを決めている
シャンプーの成分表を見ても、正直これまでは何が書いてあるのか気にしたことがありませんでした。
調べてみると、洗浄成分は大きく硫酸系(高級アルコール系)とアミノ酸系に分かれます。
硫酸系は泡立ちがよく洗浄力も強いのですが、アルカリ性のため髪が膨潤しやすく、水中の金属と結合して油っぽくギシギシした感触(スカム)を残しやすいという弱点があります。
アミノ酸系は洗浄力こそマイルドですが、弱酸性で髪と同じ性質のため、指通りがなめらかに仕上がりやすいとされています。
BOTANISTのボタニカルシャンプー ダメージケアを調べたところ、硫酸系を使わず、ココイルメチルタウリンNaのようなアミノ酸系・タウリン系の洗浄成分を主体にしていることが分かりました。
泡立ちがよくて、傷んだ髪でもひっかからない
泡立ちがよく、優しく洗えるのにしっとり感もあります。
傷んだ髪だと洗ってる最中に指がひっかかることがよくあったんですが、これはそれがほとんどありません。
乾かしたあとも、毛先までなめらかでまとまりやすい仕上がりでした。
カラーの持ちまで変わった気がしている
髪を染めていると、市販シャンプーだとどうしてもキシキシしやすくなるイメージがありました。
これを使い始めてから、カラーの持ちも含めてキシキシ感が減った気がしています。
アルカリ性の硫酸系だと髪が膨潤してカラー色素が流出しやすいと言われているので、弱酸性のアミノ酸系を選んだこと自体が、この体感の裏付けになっているのかもしれません。
すすぎ時の軋みと、乾きにくさ
洗っている最中はスムースなんですが、すすぐタイミングで多少軋みを感じることがあります。
アミノ酸系は洗浄力がマイルドな反面、洗い上がりの軋みを感じやすいという特性もあるようです。
泡をつけたまま2分くらい置いてから流すと、軋みが軽くなるというコツも見かけました。
しっとりまとまりすぎるぶん、乾きにくいと感じる人もいるようです。
シャンプー選びで見るべきポイント
まずは自分の髪が傷んでいる原因を把握することが大切です。
カラーやパーマの薬剤、紫外線、乾燥、ドライヤーの熱など、原因によって合う成分が変わってきます。
洗浄力を重視するなら硫酸系、髪や頭皮へのやさしさを重視するならアミノ酸系、という軸で成分表を見る癖がつくと、価格帯だけで選ぶより失敗しにくくなります。
美容院のトリートメントで整えた髪を長持ちさせたい人ほど、日常のシャンプー選びが効いてきます。
市販価格でここまでまとまりが変わるとは思っていませんでした。
シャンプーなんてどれも同じだろうと思ってた自分に、ちゃんと選んでって伝えたいです。



コメント