バジルやミントって、料理に少し使いたいだけなのに、買ってくると余ってしまうことがあります。
パスタに数枚使って、残りは冷蔵庫へ。
気がついたら腐ってる。
それなら、必要なときに必要な分だけ摘めるように、自分で育ててみるのも面白いです。
ハーブは比較的コンパクトに育てられるので、庭がなくても始めやすい植物です。
室内に置ける栽培キットを使う方法もあるし、すでに水耕栽培をしているなら水耕栽培用の容器で育てることもできます。
一番簡単で手軽な栽培方法は「グリーンポーチ」のように、培養土と種を使って育てる栽培キットもあります。
まず知っておきたい。バジルとミントは育ち方が違う
どちらも育てやすいハーブですが、管理するときに意識するところが少し違います。
| 種類 | 特徴 | 育てるときのポイント |
|---|---|---|
| バジル | 葉を収穫して料理に使いやすい | 光を確保し、摘芯しながら育てる |
| ミント | 生育が旺盛で伸びやすい | 伸びたところから収穫して形を整える |
最初から細かなことを全部覚える必要はありません。
バジルなら「光と摘芯」。
ミントなら「伸びたら収穫」。
まずは、このくらいの違いを覚えておけば十分です。
室内栽培で一番気にしたいのは「光」
水耕栽培でも土で育てる方法でも、室内で育てるなら光は重要です。
窓際に置いているから大丈夫と思っていても、季節や窓の向き、天気によって植物が受ける光は変わります。
- 茎ばかり伸びる
- 葉と葉の間が広い
- 葉が小さい
- 全体的に弱々しい
こんな状態なら、肥料を増やす前に光を確認してみてください。
部屋の奥や日当たりの悪い場所なら、植物育成ライトを使ったほうが栽培しやすくなることがあります。
バジルを室内で育てるなら、育成ライトも候補に
室内でしっかり葉を増やしたい場合は、植物育成ライトを使う方法があります。
例えば、HaruDesign GL-A 6Kです。
E26口金のタイプなので、対応する器具に取り付けて使えます。
カウンターわきで、ライトの明かりを受けながら観葉植物かと思えば、バジルが育っているなんてお洒落ですよね。
窓際で十分な光が取れているなら、無理に追加する必要もありません。
→ HaruDesign GL-A 6Kを確認する
初めてなら、栽培キットから始めるのもあり
「種から育ててみたいけど、何を揃えればいいのか分からない」
そんな場合は、必要なものがまとまった栽培キットが楽です。
今回紹介するのが、栽培セット グリーンポーチ バジルです。
クリアポーチの中に培養土を入れ、付属の種をまいて育てるタイプの栽培セットです。
セットには、ポーチ、培養土、種、ビニール袋、説明書が入っています。
ポーチのサイズは約幅15cm×奥行6cm×高さ10.5cmなので、大きな鉢を置くスペースがなくても始めやすいサイズです。
透明なポーチなので、中で植物が育っていく様子を見られるのも、この商品の面白いところです。
「普通の鉢植えより、室内でちょっと楽しめるものがいい」という人には向いています。
グリーンポーチは、こんな人に向いている
- 初めてハーブを育てる
- 種から成長する様子を見たい
- 大きな鉢を置きたくない
- 室内で育てたい
- 見た目も楽しみたい
一方で、すでに水耕栽培の設備を持っている人なら、わざわざこのキットを買う必要はありません。
今ある容器を使って育てたほうが自由です。
何も持っていない人が、最初の一歩として使う。
そう考えると分かりやすい商品です。
→ 栽培セット グリーンポーチ バジルを確認する
グリーンポーチで育てるとき、注意したいこと
これは手軽に始めれるのですが、一番気をつけたいのは水のやりすぎです。
ポーチの底には穴がないため、水が溜まりすぎると根腐れの原因になります。
種まき直後は乾燥させないようにしますが、発芽後は水の状態を確認しながら与える。
水が溜まっているなら、さらに足す必要はありません。
種から育てるなら、発芽までを焦らない
今回のグリーンポーチは、種からスタートします。
発芽適温は20~25℃、発芽までの目安は5~10日とされています。
つまり、種をまいて翌日に芽が出なくても慌てる必要はありません。
温度が合っているか。
土が乾いていないか。
置き場所が極端に暗くなっていないか。
このあたりを確認しながら待ちます。
発芽後は、日当たりと風通しの良い場所へ移します。
本葉が2~4枚になったころには、元気な苗を残して間引きます。
ミントなら、伸びてきたところから使えばいい
ミントは生育が旺盛なので、育て始めるとどんどん伸びていきます。
だから、「もっと大きくなってから収穫しよう」と待ち続けなくても大丈夫です。
飲み物に使いたいなら数枚。
摘みたての無農薬ミントでモヒート飲めるなんて最高ですよ!
デザートに使いたいなら必要な分だけ。
伸びたところから摘んでいけば、収穫と株の整理を同時にできます。
ミントは増やしたくなったら挿し木などで増やす楽しみもありますが、最初は無理に増やさず、1株をしっかり育てるところからで十分です。
バジルは「摘芯」を覚えておくと便利
葉を長く収穫したいなら、摘芯を覚えておくと便利です。
摘芯は、伸びてきた茎の先端を切ること。
葉が左右に出ている節の少し上を目安に切ります。
そうすると、その下から脇芽が伸びてきて、枝数を増やしやすくなります。
ただ葉を一枚ずつ取るだけではなく、収穫しながら株の形を整えると考えると分かりやすいです。
また、葉を長く使いたい場合は、花芽が出てきたら早めに摘み取る方法があります。
水耕栽培で育てるなら、考えることは少し変わる
水耕栽培では土を使わないので、根に必要な水分と栄養を別に管理します。
特に重要なのが、水だけで長期間育てようとしないことです。
短期間なら問題が出なくても、何度も収穫していくなら栄養を補う必要があります。
ただし、肥料を濃くすれば早く育つわけではありません。
使用する商品の説明に従って、適切な濃度で使います。
水耕栽培の肥料なら、微粉ハイポネックスを候補にする
水耕栽培で使う肥料を探しているなら、微粉ハイポネックス 500gが良いです。
水耕栽培やハイドロカルチャーにも使用できる粉末タイプの肥料で、メーカー案内では水耕栽培の場合は1000倍に薄めて使用するとされています。
「元気がないから肥料を倍の濃さにする」という使い方は駄目ですよ。
肥料を入れる前に、光、水位、根の状態なども確認してください。
→ 微粉ハイポネックス 500gを確認する
元気がないとき、いきなり肥料を増やさない
これは水耕栽培でも土で育てる場合でも同じです。
葉が小さい。
茎が細い。
成長が遅い。
こうなると「肥料が足りないのかな?」と思います。
でも、室内栽培なら光不足という可能性もあります。
だから、何かを追加する前に原因を一つずつ確認します。
- 光は足りているか
- 水は多すぎないか、少なすぎないか
- 根の状態に問題がないか
- 肥料は適切な濃度か
この順番で見ていけば、無駄に肥料や道具を増やさずに済みます。
結局、最初に何を揃えればいいの?
| あなたの状況 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 何も持っていない。まずバジルを育てたい | グリーンポーチ バジル | ポーチ・培養土・種などがまとまっている |
| 水耕栽培の容器をすでに持っている | 種・水耕栽培用の肥料 | 今ある設備をそのまま使える |
| 室内で光が足りない | 植物育成ライト | 光を補える |
今の自分に足りないものだけ買う。
これが一番無駄がありません。
育てたハーブを、その日の料理に使ってみる
必要なときに摘んで、そのまま料理に使える!ここが一番の楽しみですよね。
バジルならパスタやピザ、トマト料理。
ミントなら飲み物やデザート。
スーパーで買ったものを使い切れずに余らせるより、家で少しずつ育てて、必要な分だけ収穫する。
この使い方なら、家庭菜園が特別な趣味ではなく、普段の生活に自然に入ってきます。
最初は1種類で十分です。
育ててみて、「もう少し増やしたい」と思ったらミントを追加する。
そこから水耕栽培に挑戦してみてください。
まとめ
バジルやミントは、室内でも育てやすく、料理にすぐ使えるのが魅力です。
- 室内栽培ではまず光を確認する
- バジルは摘芯しながら育てると収穫しやすい
- ミントは伸びたところから使って株を整える
- 水耕栽培と土を使う栽培キットは別の方法
- グリーンポーチは培養土と種を使う栽培セット
- グリーンポーチは水のやりすぎに注意する
- 水耕栽培では肥料を適切な濃度で使う
- 室内で光が足りなければ育成ライトを検討する
- 最初から全部揃えず、足りないものだけ買う
「ハーブを育ててみたい」と思ったら、難しく考えすぎなくても大丈夫です。
まず1株。
育てて、摘んで、料理に使う。
その繰り返しができるようになると、次に育てたいものも自然と見つかってきます。
自分で育てたハーブを、その日の料理に使う。
これが、家庭でハーブを育てる一番楽しいところです。



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