窓の冷気を防ぐ簡易二重窓をDIY|プラダンで作る方法を採寸とりから解説

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冬になると、暖房をつけているのに窓の近くだけ寒い。

窓に手を近づけると、ヒヤッとした冷気を感じる。

そんな窓の寒さ対策として、今回はプラダンを使った簡易二重窓をDIYします。

本格的な内窓を取り付けるとなると、それなりの費用もかかりますからね。

そこで、今ある窓の内側にプラダンをもう一枚取り付けて、簡易的な二重窓にします。

ただ、このDIYで一番分かりにくいのが「窓のどこを測るの?」というところ。

DIY経験者なら「内寸を測る」と言われれば分かるかもしれません。

でも、初めてなら内寸と言われてもピンときませんよね。

今回は、そこから説明します。

メジャーをどこに当てるのか、何か所測るのか、測った数字から材料の寸法をどう決めるのか。

実際の数字を使ったサンプルを入れながら、材料を買ってから取り付けるところまで順番に説明します。

今回作るのは、左右にスライドできる簡易二重窓

今回使うのは、プラダンとガラス戸レールです。

窓枠の上と下にレールを取り付け、そこへプラダンを2枚入れます。

左右のプラダンを少し重ねることで、中央部分にも大きな隙間ができないようにします。

プラダンとガラス戸レールを使った簡易二重窓は、実際のDIYでも使われている方法です。

ただし、これはあくまで簡易的なDIYです。

本格的な内窓と同じ断熱性能になるわけではありません。

「内寸」って、どこを測るの?

ここでは「内寸」という言葉を使いますが、難しく考えなくて大丈夫です。

プラダンを入れたい窓枠の中の空間を測るだけです。

横幅なら、左側の窓枠の内側から、右側の窓枠の内側まで。

高さなら、上側の窓枠の内側から、下側の窓枠の内側までです。

つまり、ガラスの大きさを測るわけではありません。

窓枠の外側から外側でもありません。

「ここにレールを付けて、ここへプラダンを入れる」という空間を測ります。

横幅は1か所ではなく3か所測る

次にメジャーを使います。

横幅は、上・中央・下の3か所を測ります。

例えば、測った結果がこうだったとします。

測る場所実測値
上120.2cm
中央120.0cm
下119.8cm

3か所測ると、窓枠が完全に同じ寸法ではないことも分かります。

高さも3か所測る

高さも同じです。

今度は左・中央・右の3か所を測ります。

測る場所実測値
左100.4cm
中央100.2cm
右100.5cm

これで、横3か所、高さ3か所。

合計6か所を測りました。

なぜ6か所も測るのか

窓枠は、完全な長方形とは限らないからです。

例えば今回のサンプルでは、高さが100.4cm、100.2cm、100.5cmと違っています。

一番大きい100.5cmだけを見てプラダンを作ると、中央の100.2cmの場所で大きすぎる可能性があります。

だから、まず窓のどこが一番狭いのかを確認します。

ここでプラダンのサイズを決めてはいけない

「高さが100.2cmだったから、プラダンも100.2cmに切ろう」と考えるのはまだ早いです。

プラダンはレールに入れるからです。

使用するレールによって、プラダンを入れるために必要な寸法が変わります。

そこで順番が大切になります。

窓を測る → レールを決める → レールを実際に確認する → プラダンを切る

この順番です。

使うレールは「上用」と「下用」がある

ガラス戸レールには上用と下用があります。

深い溝の方が上用、浅い溝の方が下用です。

こを逆にすると、プラダンがうまく収まりません。

実際のDIY事例でも、上用・下用を間違えないことが注意点として挙げられています。

4mmのプラダンを使うなら、レールの溝も確認

プラダンには厚みがあります。

今回は4mm厚程度を想定します。

ただし、「4mmだからレールなら何でもいい」というわけではありません。

レールの商品説明を確認し、プラダンの厚みに合うものを選びます。

材料は何を買えばいい?

基本的に必要なのは次のものです。

  • 4mm程度のプラダン
  • 上用ガラス戸レール
  • 下用ガラス戸レール
  • レール固定用の両面テープ
  • メジャー
  • 長い定規
  • カッターナイフ
  • 必要なら小型の取っ手

プラダンは4mm厚を選ぶ理由

プラダンは薄すぎると扱いやすい反面、窓の大きさによってはたわみやすくなります。

初めてなら、まず小さめの窓で4mm厚程度から試すと作業しやすいでしょう。

レールを取り付ける前に、窓枠をきれいにする

両面テープでレールを固定するので、取り付け面のホコリや油分を落とします。

ここを雑にすると、せっかく取り付けたレールが剥がれる原因になります。

レールの長さを測る

次に、レールを取り付ける場所の横幅を測ります。

上側と下側をそれぞれ確認してください。

古い窓などでは、上と下で長さが違うことがあります。

レールを窓枠に当てて、左右の位置を確認してからカットします。

レールをカットする

長さが決まったら、レールを窓枠の幅に合わせてカットします。

カットしたレールは、取り付ける前に一度窓枠へ当てて確認してください。

上下のレールを取り付ける

まず上用レールを窓枠の上側へ取り付けます。

次に下用レールを下側へ取り付けます。

このとき上下が平行になっていることを確認します。

ここがズレると、プラダンがスムーズに動かなくなります。

プラダンの高さを決める

レールを取り付けたら、上下レールの間を測ります。

ここが、プラダンの高さを決めるときの基準になります。

例えば、上下レールのプラダンを入れる位置の間が99.8cmだったとします。

この場合、プラダンを99.8cmぴったりにするのではなく、レールの構造を確認し、スムーズに動かせる余裕を取ってカットします。

プラダンの幅は「窓幅÷2」だけではない

左右2枚のプラダンを使う場合、窓幅を単純に2で割るだけではありません。

中央で少し重ねるからです。

例えば窓の幅が120cmで、中央を4cm重ねるなら、左右それぞれ60cm+2cmという考え方ではなく、左右どちらも中央側が重なるように寸法を設定します。

中央の重なりを小さな窓で3cm前後、大きめの窓で4〜5cm程度とする例があります。

この重なりを作ることで、閉めたときに中央が完全に分離するのを防ぎます。

プラダンをカットする

ここまで来て、ようやくプラダンを切ります。

長い定規を当てて、まっすぐカットします。

一度に力を入れて切るより、何度か刃を走らせた方が切りやすくなります。

切断面が気になる場合は、後で保護材を付ける方法もあります。

プラダンをレールにはめ込む

いよいよ取り付けです。

まず、プラダンの上側を深い上レールへ差し込みます。

次に、そのままプラダンの下側を下レールへ落とします。

これで1枚目が入りました。

反対側も同じように取り付けます。

動きが悪いときは、無理に押さない

プラダンを左右へ動かしてみます。

もし引っかかるなら、力を入れる前に次を確認してください。

  • プラダンの高さが大きすぎないか
  • 上下のレールが平行になっているか
  • プラダンの厚みとレールが合っているか
  • レールにゴミが入っていないか

取っ手を付けると開閉しやすい

プラダンは薄いので、端をつまんで開け閉めするより、小型の取っ手を付けると使いやすくなります。

完成したら、ここをチェック

完成したら、次の4点を確認します。

  1. 左右へスムーズに動く
  2. 中央がきちんと重なっている
  3. 上下のレールが外れていない
  4. 大きな隙間が残っていない

材料費はどれくらい?

窓の大きさや材料によって変わりますが、プラダン・レール・両面テープなどを使った簡易二重窓は、数千円程度で作った実例があります。

ただし、大きな窓になるとプラダンの枚数や補強材が増えるため、費用も上がります。

だからこそ、最初は小さな窓から試すのがおすすめです。

材料を選ぶときのポイント

プラダン

今回の基本は4mm程度。

窓のサイズが大きい場合は、強度や反りも考えて選びます。

購入時には、板が反っていないかも確認したいところです。

ガラス戸レール

プラダンの厚みに合うものを選びます。

上用と下用をセットで考えてください。

両面テープ

レールを固定するので、窓枠の材質に合ったものを選びます。

賃貸住宅では、剥がしたときのことも考えてください。

▶ レール固定用の両面テープを確認する

※プラダンやレールは窓の大きさ、プラダンの厚み、レールの仕様によって必要なサイズが変わります。

記事中の数字は採寸方法を説明するためのサンプルです。

自宅の窓を必ず測ってから材料を選んでください。

※このDIYは簡易的な窓の寒さ対策です。

本格的な内窓と同じ性能を保証するものではありません。

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