地震や台風のニュースを見るたびに「うちの備えは足りているのだろうか」と気になりませんか。
水や食料は意識するけど、トイレの備えって後回しになりがちですよね。
新聞紙とビニール袋の代用トイレでは、なぜ足りないのか
「いざとなったら新聞紙とビニール袋で代用できるのでは」と、正直そう思っていました。
段ボール、ビニール袋(2枚重ね)、新聞紙を組み合わせれば簡易トイレの形にはなります。
ただ、新聞紙は水分の吸収力がそこまで高くなく、しっかり漏れを防ぐには工夫が必要です。
凝固剤の代わりに何かを使う場合も、均等に混ぜ込む作業が必要になりますが、断水時は手を洗えない状況で排泄物をかき混ぜる、という行為自体が衛生的とは言えません。
専用の凝固剤なら振りかけるだけで固まるのに対し、代用品は手間もリスクも増えるということでした。
「代用できるから備えなくていい」ではなく、「代用は緊急避難的な選択肢であって、快適さも衛生面も専用品には及ばない」と理解を改めました。
凝固剤5gで250mlを固める、紙おむつと同じ技術
防災トイレ専門ブランド「スツーレ(stoole)」を調べ始めたのは、防災グッズを見直していて「トイレの備えが一番後回しになっている」と気づいたのがきっかけでした。
同時に、凝固剤の仕組みも気になって調べてみました。
中身の主成分はアクリル酸ナトリウム重合物という高吸水性ポリマーで、これは紙おむつに長年使われてきたのと同じ種類の素材です。
ポリマーの分子構造が水分を抱え込んでゼリー状に固める仕組みで、目安として約5gの凝固剤で250mlの液体を固められるとされています。
抗菌性能もあり、大腸菌や黄色ブドウ球菌の繁殖を防ぐ効果があるとされています。
手を汚さず振りかけるだけで済むという手軽さも、新聞紙の代用とは決定的に違う点でした。
「日常」と「非日常」を分けない、フェーズフリーという考え方
スツーレは「フェーズフリー」というコンセプトで作られたブランドです。
防災用品って普段は押し入れの奥にしまいっぱなしになりがちですが、スツーレは踏み台やイス、収納ボックスとして普段使いできる設計になっています。
1台5役という説明を見たとき、正直「そこまでできるの?」と半信半疑でしたが、キャンプや車中泊でも使えるという口コミを見て、なるほどと思いました。
工具なしで組み立てられる安心感
本体を広げて固定するだけで使えるので、工具は必要ありません。
災害時に複雑な組み立てが必要な防災グッズは、いざという時に使いこなせるか不安になるんですが、これなら初めてでも扱いやすそうです。
「買ってよかった」「もっと早く買えばよかった」という声が多いのも納得できます。
用途に合わせて選べるラインナップ
公式サイトでは、用途や予算に応じて複数の選択肢があります。
- 簡易トイレテント(5,980円) — プライバシーテントと一体型。在宅避難や車中泊向け
- 簡易トイレ/Step簡易トイレ(2,980〜4,980円) — テントなしで家庭内に置くタイプ
- くるまる(3,940円) — 車の座席に置ける車専用タイプ、耐荷重200kg
- 非常用トイレ(960円) — 凝固剤と処理袋のみ、備蓄用に数を揃えたい場合向け
※価格は記事作成時点の情報です。
最新の価格や仕様は公式サイトでご確認ください。
サイズによって座り心地に差があること
Mサイズだと便座の穴が小さく落ち着かない、前後の幅が狭くて男性だと座りづらい、という口コミを見かけました。
体格が大きめの方や男性の場合は、Lサイズを選ぶ方が安心なようです。
一般社団法人災害防止研究所主催の「防災グッズ大賞」で2024年・2025年と2年連続受賞している実績があるので、品質面での安心感はあります。
どんな人に向いているか
- 自宅の防災リュックにトイレの備えを追加したい方
- 車での避難や渋滞時の備えを考えている方
- 子どもがいる家庭で、日常的な見た目・使いやすさを重視したい方
スツーレの商品は公式サイトのほか、Amazon・楽天市場でも取り扱われています。
備えって「いつかやろう」と思ってるうちに後回しになりがちなので、この機会にサイズだけでも確認しておくといいかもしれません。



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