Geminiの回答が最新情報に強い理由|Google検索と直接つながる「グラウンディング」

AI

生成AIは、学習した時点までの情報をもとに答えるので、今日のニュースや最新の値段のような情報は苦手、と言われてきました。

Geminiは、ここが他のAIと少し違います。

必要に応じて、その場でGoogle検索を使いにいく仕組みを持っているからです。

「グラウンディング」が、回答の土台を最新情報に変える

この仕組みは「グラウンディング」と呼ばれています。

質問に答える前に、Google検索で関連する情報を調べて、その結果をもとに回答を組み立てる、という流れです。

学習データだけに頼って答えるAIと、検索結果を根拠にして答えるAIとでは、特に「今どうなっているか」を聞きたいときの頼りがいが変わってきます。

たとえば、最近発表されたばかりの制度や、今週の為替レートのような、日々動く情報を聞いたときに、この違いがはっきり出ます。

Gmailやドキュメントの中身も、横断して扱える

Geminiは、Googleが提供するサービスとの連携も強みです。

Gmail、ドキュメント、スプレッドシート、ドライブといったサービスの中身を横断的に参照しながら、作業を手伝ってくれます。

たとえば、ドライブに保存した資料をもとに文章をまとめてもらう、受信したメールの内容を踏まえて返信の下書きを作ってもらう、といった使い方です。

ふだんからGoogleのサービスを仕事や生活で使っている人ほど、この連携の恩恵を感じやすいはずです。

文章だけでなく、画像や音声もまとめて扱える

Geminiは、文章に加えて、画像や音声、動画も同時に扱えるマルチモーダルという性質を持っています。

写真を見せて「これは何に使うものか教えて」と聞いたり、画像の内容について質問したりできます。

文章のやり取りだけでは説明しづらい内容も、写真や図を見せながら相談できるのは、地味に便利なポイントです。

検索の代わりではなく、検索の先にある会話

検索エンジンにキーワードを打ち込んで、自分でリンクを開いて内容を読む、というのがこれまでの調べ方でした。

Geminiは、検索結果を踏まえたうえで、会話をしながら情報を整理していけるのが特徴です。

とはいえ、グラウンディングがあっても、情報が完璧に正確だとは限らないので、重要な判断に使う数字や事実は、元の情報元を自分でも確認しておくと安心です。

検索して調べる作業そのものを、会話に置き換えてみたいと思ったら、一度試してみる価値があります。

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